2006年 09月 25日

作者発表

予定にはありませんでしたが、ここで歌の作者を発表します。皆さんの感想に作者の方からの説明を聞きたいというコメントがいくつかありました。作者の方も交えて意見交換ができたら、より理解が深まるのではないかと思ったからです。

01 さよならを言い出せなくて橙の空に背を向け手をつないでた (はせがわゆづ)
02 自責点まみれの俺が(ポタ、ポタリ。)こぼす水分に揺らぐなよ青 (岩波ラスミチ)
03 ため息のかたちのような青空に零れて落ちる花びらの影 (佐田やよい)
04 君を待つうちに次第に夕焼けが光を失い暗闇となる (酒井あんな)
05 おしまいの場面できみに選ばれたあの空色がゆるせなかった (おとくにすぎな)
06 深雪の中へずんずん潜るのだ かき分けてかき分けたら空だ (辻一郎)
07 きみに触れ裸になって泳ぐとき 空は私を包む羽衣 (三田 眞帆)
08 電線と小鳥で出来た即興譜 青空だからト長調だね (振戸りく)
09 憑き物が落ちたようです お別れを告げた後には染まる夕空 (三田 眞帆)
10 高層のホテルの窓に打ちつける夕立ちの粒を照らす稲妻 (酒井あんな)
11 道ばたのフンコロガシとファーブルがふと足をとめ見上げた空だ (辻一郎)
12 朝焼けがもうすぐくるねって誰もいない海辺でふたり空を仰いだ (はせがわゆづ)
13 くらやみを掬うかたちは崩さずに七つの星が夜空をめぐる (おとくにすぎな)
14 君とならビリジャン色の空だって何だって幸せの伏線 (犬飼信吾)
15 きれぎれの吐息のように冬空の中で二人は朽ち果ててゆく (佐田やよい)
16 どこまでも偽物だけど嫌いかい?俺はプラネタリウムになりたい (岩波ラスミチ)
17 言い訳はしないと決めた 逆立ちをしたまま空を見下ろしてみる (振戸りく)
18 流れ星消えないうちに三度言うために一晩好き好き好きと (天国ななお)
19 電線と高圧線に果てもなくミンチにされてそれでいて空 (中野玉子)
20 雨上がる俯いたまま歩き出す良かった空が見えるこのまま (みにごん)
21 ジャム瓶に還るのだろうジャム瓶は肩に点字の星座を乗せて (中野玉子)
22 真下から見上げる空に降る雨は全て私に向かって落ちる (天国ななお)
23 くちゃくちゃの休職届ゴミ箱に見事入れば空を飛びます (みにごん)
24 電線に囲まれた空 僕たちが住むこの街はまるで牢獄 (犬飼信吾)
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by Mitsu_Arai | 2006-09-25 22:35 | 感想と評


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